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【エッセイ】初めて心療内科に受診して2週間で回復した話

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実は心の健康を崩し、2週間前に初めて心療内科を受診しました。

せっかくなのでその時のことと、今思っていることを書き留めて置きます。

 

色々思うことがある方にプラスになるといいなあと思って書きます。

受診した経緯

  • 職場に行くときに涙が自然と出てくる
  • わけもなく悲しい
  • これはお客様対応どころではない
  • (仕事で何もないわけではないです。職務内容につき控えます)
よく聞くパターンですやん

ということで職場に相談しました。

運がいいことに察してくれて休みはいただけましたが診断書をもらってこいとお達しが出ました。そのため半強制的に受診しました。

結論

受診してよかったと思う。なぜなら自分でも回復した感があるのと、うつの指標をみて医学的にも回復が見られたとわかったから。ていうか自分の主観だけでなく医学が根拠になるっていうのがすごく安心感があるとわかりました。なにしろ、公的に休めと言われているのでランニングたり楽器やったり読書しまくったり散歩も楽しんでました。

ただ、受診するまでがちょっと大変でした。当時は片っ端からメンタルクリニックに電話するけど初診は2週間後くらい・・・・とのことでした。3件目で運良く当日受診し即診断書を書いてくれました。ちなみに診断は「適応障害」「うつ状態」です。

だけどそんな事務的なことを素早く済ませられたから受診して良かった、ということはあまり思ってないです。

自分の心の状態が良くないことを率直に伝えることができて、(医療的にではあるけど)受け止めてくれる人がいてくれてホッとしました。また、自分ではいつものことで軽い問題だと考えてきた睡眠(超絶寝起きが悪い)についても深く掘り下げて問題提起してくれました。自分の健康について気遣ってくれるってなかなか経験できないので嬉しかった気持ちが大きいです。

薬は処方されず、最近ランニングを怠っていたのでまずは走って睡眠の質が上がるかどうかを見ようという話になりました。

精神科の先生とか、よく話を聞いてくれないというグチを前の職場で聞いていました。そのため、今回私があたった先生についてはもしかしたら運が良かったのかもしれません。ただ、診察時間は5分~10分くらいです。延々と30分も話を聞いてもらっているわけではないです。

初診から2週間後の今日、再診して復職OKが出ました。まとまった休みの力すごい。

先生からうつのテストも良くなっていると言われて素直に嬉しかった。

補足 休職が2週間だと短くないか?

心身を崩した時期がちょっと特別な時期であり1年の中でも1ヶ月程度でした。残り10日ほどで終わる見込みが立っていたため、2週間となったのだと思います。むしろ回復するまでにゆとりがあったと十分感じられました。

つらいときはプロに頼っていいんだとわかった

『ニューヨークの女性の「自分を信じて輝く」方法』(エリカ)『幸せをつかむ人ほど「見た目」にお金を使う: ニューヨーク・ミリオネアの教え』(一色由美子)に、

「精神的に辛くなったらプロを頼るのも一つの方法」

と書かれていたのを思い出しました。(お二人の本、生き方に憧れて20代のときに浴びるほど読んでました。笑)

違う人なのに、同じことが書かれていて読んでたときは驚きましたが、強くたくましく生きるお二方が同じことを書くのだから、それはきっと一理あることなんだと思います。実際、私も受診してみないとわかりませんでした。

「あ、こういうことなんだ」と本に書かれていた意味を受診して初めて理解して、肩の荷がそっと降りたような心地がしました。

自分の試練は自分で乗り越える。人に頼りすぎない。大いに結構。でも、自分の力だけでどうにもならない場合はプロに頼っていいんだと分かりました。

強情で意地っ張りな自分、そりゃ生きづらかったよね。と自分に声をかけたくなるくらいです。笑

最後に一言

もし、この記事を読んでいる方が今精神的にキツイ状況だったら、最初こそ抵抗あるし勇気が入りますがメンタルの受診も一つ方法としてあります。

いきなり薬を出されるかというと、そうでもない場合もあります(現に、私は処方されませんでした。しかしちょこっと眠剤を期待していたのはヒミツ)。

思いのほか、敷居は高くなかったです(むしろ自分が勝手にハードルを上げていた)。

罪悪感なく休養できる期間は貴重でした。人生に必要だったんだろと思うくらいです。

 

いや、ほんと休むって大事ですね。