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【エッセイ】大勢いる中の孤独よりひとりでいる孤独の方が数倍マシ【本紹介あり】

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なぐり書き。

 

バカ騒ぎできる友人がいる、悩みを相談できる友人がいる。

良いことだと思う。というか、悪くないと思う。

 

しかし「バカ騒ぎできて、悩みを話せる友人がいる方が幸せ」とは決して思わない。

 

ドンチャンできるところでやいのやいの騒いだりできるのは楽しいだろうけど、無理強いまでして参加したいとは思わない。

悩みを話したところでろくに聞きもしないでアドバイスしてくるようなら話さないほうがよかったと思う。

孤独を感じても、ただひっそりと本でも読んだりピアノを弾いたりしながら過ごしているときの方がよっぽど気持ちが落ち着く。

 

大勢いる中での孤独より、ひとりでいるときの孤独の方が数倍マシだと思うんだ。

先日、同僚のミランダ(雰囲気がミランダ・カーだからミランダと呼ぶことにする)とご飯を食べてて「友人を紹介してあげる」と言われたときに、そのときは言葉にできなかったけど、片隅にあった違和感を言葉にしたらこうなった。

ミランダはきっと善意で言ってくれたんだと思う。孤独感があることを打ち明けたら話をしてくれたから。

気にかけてくれたのは嬉しかった。感謝してる。

ただね、


感謝はしているんだが。。。

ミランダの一件のあと、しばらく引きこもった。

そんなふうにうまく言い表せない孤独を感じたときには、『自分の中に毒を持て』岡本太郎を手にとってしまう。


小学校のときから燃え盛るように生きてきた岡本太郎さん。芸術を学ぶためにパリへ行って、パリでも文人たちと議論を交わしまくっていた。ただ、やはり日本にいたときは先生の教育に理不尽を感じ、いじめっ子にも対抗していた。

 

丸くなるな、星になれ。

 

どこかのビールメーカーが言ってたけどまさにそれ。弱いなら弱くても、下手なら下手でも自分を貫き通して生きていく。

とんがって生きていこうではないか。

孤独を感じていても、今までより強い気持ちでひとりでいられるようになれる。

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