※ちょっとスタイルを変えて投稿しています。
【備忘録】
行動経済学のお話。
タイトルに惹かれて買った。
韻を踏んでいる感じがもう、いいでしょ、たまらないでしょ。
と思って。
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1章 相対性の真相 なぜあらゆるものは――そうであってはならないものまで――相対的なのか
A、A’(Aの劣化版)、Bの3つを比べた時に、Aを選ぶ人の割合が大きくなるというもの。
例えば、本にあったのは、こんな感じ。
ネットでの新聞購読:59ドル
紙媒体での新聞購読:125ドル
紙とネットでの新聞購読:125ドル
紙媒体だけでも125ドルなのに、
紙とネットでの新聞購読が125ドルというのはお得に感じる。
学生にどれにするか選ばせたところ、
「紙とネットでの新聞購読」の割合が一番大きかった。
ちなみに「紙媒体での新聞購読」を抜いた選択肢だと
「ネットでの新聞購読」を選ぶんだ割合が大きくなった。
新聞の購読は良い例だが、
合コンなどのパーティへ行くときは
「自分に似て少し劣るような人」と一緒に行くと良いというのは面白かった。
現に成果が出ていたのだ。
もちろん、一緒に連れて行く理由をその人にしゃべってはいけない。
(気分を害するのは目に見えているからw)
AとBの比較だけではAを選ぶとは限らない。
そこにA’という”おとり”を入れるだけで人はAを選びたくなる。
実に興味深い内容だった。
レストランのメニューや、
インターネット上でのサービスを見る目が変わるかもしれない。
それに、
私自身の考え方も変わるかもしれない。
私は決して、A’が悪だとは思わない。
実に良い仕事をしていると思う。
きっとそこでA’をどう感じるかで
その人の性格が分かるのだろう。
今日はここでおしまい。
次のお話
1分感想:『予想どおりに不合理』2章※ちょっとスタイルを変えて投稿しています。 ↓前回のお話↓ https://yuri-nikki.com/2021/10/0...
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