観光じゃ分からない、マレーシアのバス事情|住んでみて思ったこと

なぜこの記事を書こうと思ったか
マレーシアに住み始めて約8ヶ月。
最初は「全部が新鮮!」だったけど、最近はバス通勤や日常生活の中で
「おお、マジか!」という場面に出くわすことが増えてきた。
観光ではなかなか気づかない、
住んでみて初めてわかるマレーシアの一面。
今回は「マレーシアで驚いたことベスト5」をまとめようとしたら、
気づけば全部マレーシアのバスで驚いたことになってしまった。
というわけで、
マレーシア在住・バス通勤者目線でまとめてみる。
私の前提情報(軽く)
マレーシア在住:8ヶ月
クアラルンプール周辺で生活
平日はバス通勤
マレー語ほぼできない
日本人ひとり暮らし
※観光目線ではなく、完全に生活目線の話です。
マレーシアのバスで驚いたこと ベスト5
第5位|乗る時にデポジットをとられる

まず、バスの乗り方。
バスが停まったら前方の入口から乗り、Touch ’n Goカードをピッとする。
このとき、引かれた金額と残額が表示される。
そして降りるときは、真ん中のドアからもう一度ピッ。
ここでも金額と残額が表示されるのだが、最初に表示された額と違う。
「つまり、何RMかかってるんだってばよ?」と不思議だったが、
後から分かったのは最初に3RMをデポジットとして引かれているということ。
降車時に、正規の運賃になるよう調整される仕組みだった。
初めはよくわからなかったが、
今思うと正直、理にかなっていると思う。
ちなみに、降りるときに何度タッチしても「ブー❌」とエラーになることもある。
その場合、運転手さんの方の機械でタッチすればいいんだけど、
たまに面倒くさくて3RMのまま降りることもある。
第4位|何かしら壊れている
最初に出くわしたのは、
次に停まる停留所を表示するモニターが動いていなかったこと。
ちなみに、次のバス停のアナウンスは基本ない。
慣れるまではGoogleマップ上でバスの動きを見ながら
「そろそろか…?」と降りるタイミングを見計らっていた。
冷房が壊れていることもあれば、
チャイムを押しても鳴らないこともある。
そもそもチャイムの押す場所がないこともある。
なんかよくわからないけど天井の機械がむき出しだったこともあった。大丈夫か。
もう、乗れればいい。
バスが来て、乗れるだけで100点。
設備は二の次である。
第3位|走行中に降車ドアが開く
わかりにくいが停車中ではなく走行中である バス停手前、まだスピードが出ているタイミングで
降車ドアが開く。
初めて見たときは、
「さすが海外…」と静かに引いた。
いや、日本が気にしすぎなだけかもしれない。
ちなみに、この現象はわりと頻繁に起きる。
そのため、降車ドア付近に立つときは注意が必要。
余談だが、GOKLのバスでは特に多発する気がする。
第2位|降りるバス停をスキップされる

ちゃんとボタンを押し、
車内の人たちも全員スタンバイしている。
……のに、普通にスルーされる。
「やられたわ〜」という空気が
バスの中に一気に広がり、
みんな諦めムードになるのが面白かった。
結局、次の停留所で全員降車。
あと、未だによく分からないのが
停まるバス停と停まらないバス停があること。
運転手さん次第な気もするし、
今も正解は分からない。
第1位|時刻表の存在がないに等しい
Googleマップにも、バスアプリにも
「何時に来る」と表示はされる。
……が、その通りに来ない。
なんとなく
「この時間帯に来るよね?」
という雰囲気でバスに乗っている。
そもそも、バス停に時刻表がない。
ASEANの祝日などで
バスが稼働していない日も、張り紙はなし。
たまたま通りがかったローカルの人が
教えてくれて助かったこともあった。
時刻表は「あるらしい」が、
私はまだ一度も見たことがない。
完全に、
ノリと雰囲気でバスに乗っている。
バス通勤してて思うこと
とても待ったあげく、
バスが激混みで停まらないと、
正直叫びたくなることもある。
それでも、運賃はわずか1〜2RM。
これは本当にありがたい。
あと、たまにほっこりすることもある。
激混みの中で乗ると、
現地の方が手まねきで
「こっち空いてるよ」と教えてくれたり、
安全な場所に誘導してくれたりする。
やさしい。
住んでみて思うこと|驚き=悪いことじゃない
驚くことは多い。
でも、別に悪いとは思わない。
むしろ、日本でも
これくらいゆるくていいのでは、
と思うこともある。
これからマレーシアでバスに乗る人へ
びっくりすることはある。
戸惑うこともある。
マレーシアのバス通勤はおすすめしない、という記事をよく見かける。
私の体感では、そこまでではないと思う。
その記事を見て最初は不安だったし、周りのバス通勤だった人は気づけば引っ越して電車通勤になったのも事実だけど、案外続けられる。
体感だけど、日本で少しでもバス通勤・通学していた方はわりと平気なんじゃないかな。
まとめ|2025年版・今の正直な感想
マレーシアのバスは、驚きの連続だ。
でも、そこには
マレーシアの日常が詰まっていて、
気づけば愛着が湧いている。
マレーシアのバスに乗れたら、
もうどこの国のバスも怖くない。
……たぶん。




