クアラルンプールでスマホを失くした話 → でも見つかった。リアル体験談

旅先でスマホを失くす――
考えただけでゾッとするし、実際そうなるとパニック必至。
でも幸運にも私は、クアラルンプールで失くしたスマホを見つけることができた。
この記事では、
何が起きたのか
どうやって探したのか
結果どうなったのか
を、実体験ベースで正直に書いていく。
海外でスマホがない状態は、不安しかない。
でも、今回の出来事で「これは知っておいた方がいい」と思ったことも多かった。
同じ状況になったとき、
少しでも冷静に動ける人が増えたらいいなと思ってまとめてみた。
事件発生:スマホを失くした瞬間

場所はブキッ・ビンタンのパビリオン。
ぶらぶら買い物をして、
「そろそろ帰ろうかな」とバスの時間を確認しようとした、その時。
……スマホが、ない。
ポケットを探す。
ない。
バッグの中身を全部出す。
それでも、ない。
え。ない。
一気に血の気が引いた。
海外で、スマホなし。
想像してた「最悪のやつ」が、今まさに目の前に来ている感覚。
まず取ったアクション(その時考えたこと)
まず思ったのは、
「物が勝手に動くことはない」ということ。子どものときにいつも祖母や父親から言われてたこと。散らかしやの私はものをなくすことがしょっちゅうだった。そのときいつも言われてた。
だから、
最後にスマホを触った記憶のある地点をゴールとして探し歩く
- 物がなければ人が動かしているので近くの人に尋ねる
この2つに集中することにした。
とはいえ、
英語力は心もとない。
しかも軽く(かなり)パニック。
そこで Google翻訳の出番。
「すみません、スマホを忘れたみたいなのですが、ありますか?」
これを英語に翻訳して、
画面を見せるのはちょっと恥ずかしいのでその言葉でお店の人にひとつずつ聞いて回った。
探しながら、頭の片隅では最悪のケースも考えていた。
マレーシアの電話番号が使えなくなる
SIMの再発行
職場への連絡
スマホ本体の買い直し(痛い)
ただ、
写真はGoogleフォトにあるし
PCもある。
「最悪でも生きてはいける」
そう言い聞かせて、気持ちを立て直していた。
スマホが見つかった経緯
いくつかのお店を回っても、見つからない。
最後の砦、トイレ。
……ない。
この時点で、
体感 75%くらい、あきらめモード。
すると清掃のムスリムお姉さんを発見。
聞いてみると、
「コンシェルジュへ行ってみて」と教えてくれた。このとき、丸投げされたと思った。
正直、
92%くらい、あきらめながらコンシェルジュへ。

そしたら――
ビニール袋に入った、
私のスマホが、そこにあった。
どうやらトイレに忘れていて、
清掃員さんが届けてくれたらしい。
ごめん、丸投げしたと疑ってしまって本当ごめんなさい!!!
……ここは日本ですか?
海外で「戻ってくる」系の話、
正直あまり期待してなかった。
でも、マレーシアでこの展開。
心の中で叫んだ。
なんてこった。素晴らしい国は、まだまだあるぞ!
見つかった後にやったこと
安心したのも束の間。
「次はない」と思って、すぐに対策。
クラウドに紐づけていなかったメモをすべて同期
別端末からも確認できる状態に
外出時は スマホを置かない
使ったら必ずバッグにしまう
ちなみに私のスマホ、黒。
油断すると背景に同化して本当に見えない。
これは完全に自戒。
まとめ:失くす前に知っておいてほしいこと
ここが一番伝えたい。
🔹 海外でスマホを失くした時の基本の対処
まずは自分が行った場所を戻る。
物は勝手に動かない。
そして人に聞く。これ大事。
🔹 探す時にやっておくべきこと
「スマホを失くしました」
「スマホはありますか?」
この2文だけでも、
英語や現地語で言える・見せられるようにしておく。
🔹 見つかる可能性を上げるには
スマホの特徴(色・ケース)を説明できる
なるべく早く探し始める
当時の行動を冷静に思い出す
🔹 バックアップと保険の話
Googleは最強。
写真・連絡先・メモ、
「スマホがなくても詰まない」状態を作っておくと、
心の余裕が全然違う。
今回はハラハラの体験談を綴りました。
誰かのお役に立てたら幸いです。




