今年2月に行ったハワイのことを、ふと写真を見返していたら急に書きたくなった。
時間が経っているのに、あの青い海や、夕暮れの風や、ジャングルの湿気までもが一瞬でよみがえる。
「また行きたいな」ではなくて、「絶対また行く」と思える旅だった。

今回は、私がハワイで特に心を掴まれた“忘れられない3つの瞬間”を書いてみる。

1. 海の青さに息をのんだ早朝のホエールウォッチング

ハワイの海って、本当に青い。
ホントありきたりな言い方になるけど、こんなブルー見たことないというレベル。

今回のクルーズは「Star Of Honolulu」

ようやく太陽が昇ってきた早朝、波の音と船のエンジンだけが響く静かな海へ。
そのとき、突然——
クジラの背中がゆっくり海面に現れた。

・・・といっても、ものすごく遠いし一瞬背中を見せるだけだから写真では何も感動が伝わらない。

でも、本当にクジラが潮を吹いて現れることに感動した。もちろん潮吹きはカメラに押さえられていない。

クジラがあまり見えなくてこんなもんかと思った矢先、イルカの群れが登場!

映画の中の世界みたいじゃなくて、
“本当にここで暮らしてるんだな”という実感がこみ上げてきた。

あの瞬間、「海って生きてるんだ」と心のどこかで思った。

2. シェラトン・ワイキキの「ラムファイヤー」で迎えた極上の夕暮れ

旅の中で、いちばん“しあわせ”と思った瞬間。
それは シェラトン・ワイキキの「ラムファイヤー」のテラス席 で過ごした夕暮れ。

目の前にはワイキキビーチ。
その奥には堂々としたダイヤモンドヘッド。
風が気持ちよくて、夕日がだんだんオレンジに染まっていって——
ビールがこの上なくおいしかった。

近くには、両親と旅行を楽しむ欧米系のカップル。
その姿があまりにも素敵で、
「いつか自分たちの両親も連れて来たいね」
と旦那氏と話した。

ただ食事をしただけなのに、
“人生のご褒美みたいな時間”だった。

🌿 3. マノアの滝までのトレッキングで感じた、小さな冒険心

ハワイの自然を感じたくて向かったマノアの滝。
軽い気持ちで行ったつもりが、意外と本格的なトレッキングでびっくりした。

森の中はまるでジャングルで、
道はぬかるんでいて、
木々の匂いと湿気で空気が重い。

山に入ると涼しいは普通ではなかった。

でも不思議と怖くはない。
虫がほとんどいないし、ヘビもいない。
これだけで安心感がある。

日本から履いていったトレランシューズは大正解!
サンダルの子たちは滑りそうになっていてヒヤヒヤ…
私はというと、軽快すぎて“ニンジャ”みたいにシュッと動けたのがちょっと楽しかった。

山に入るほど蒸し暑かったのに、下山した瞬間の風は驚くほど清々しい。
帰りに飲んだスタバの一杯が、全身に染み渡ったのは言うまでもない。

時間が経っても色あせない、ハワイの記憶

8か月近く経った今でも、
目を閉じればあの海のきらめきも、夕暮れの色も、森の匂いも思い出せる。

ハワイって、景色がきれいなだけの場所じゃない。
「ここにいる自分が好きになる」というか、
心がふっと軽くなる場所なんだなと思った。

次に行ったら、またホエールウォッチングをしたいし、
ラムファイヤーにも絶対寄りたいし、
今度はもっと長くハワイの自然を歩きたい。

これからハワイへ行く人へ

  • 早朝のホエールウォッチングは絶対おすすめ。
    海の青さと静けさ、そしてクジラの迫力は一生モノ。
  • ラムファイヤーの夕暮れは“ハワイの魔法”。
    景色も空気も、写真では伝わらないレベル。
  • マノアの滝は靴で行くのが正解。
    サンダルは滑るので注意。
  • 大切な人と行くと、ハワイは100倍良くなる。

これが、私が2月のハワイで感じた“忘れられない3つの瞬間”。
時間が経った今書いたからこそ、しっかり自分の中で味わい直せた気がする。

また絶対行きたい。
ハワイは、そう思わせてくれる場所でした。